【1月24日 CGTN Japanese】国家衛生健康委員会疾病予防管理局の責任者は22日に開かれた記者会見で、1月21日現在、中国の60歳以上の高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種人数は2億1898万5000人に達し、必要回数の接種を終えた高齢者は2億994万8000人に達したと発表しました。

 高齢者は新型コロナウイルスに感染すると重症化リスクが高いとされています。移動時間や待ち時間を減らすため、各地で老人ホームや高齢者活動センター、中高年大学など高齢者が集まる場所を利用した接種を奨励すると同時に流動接種サービスを提供し、一部の地域ではさらに接種車を手配し、ラジオ、テレビ、新聞・雑誌、ネットメディアなどを通じて高齢者が受け入れやすく、興味を持つ形で呼び掛けを行い、高齢者の接種意欲を高めています。

 また、国家衛生健康委員会の公式サイトによりますと、22日現在、31省・自治区・直轄市は累計で29億6437万回の接種を報告しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News