【1月24日 AFP】(更新)米国務省は23日、ウクライナの首都キエフに駐在する外交官の家族に対し、「ロシアの軍事行動による脅威が続いている」とし、退避を求めたことを明らかにした。大使館職員についても「自発的に」退避することを認めた。

 国務省はまた、米国民に対し、ロシアへの渡航を控えるよう勧告。ロシア国内で米国人が「嫌がらせ」を受ける可能性もあるが、在ロシア大使館が「米国民を支援する能力は限られている」と述べた。

 国務省は特に、ロシア軍部隊がウクライナ国境沿いに集結し、軍事訓練を行っていることから、「国境地帯の状況は予測不可能であり、緊張が高まっている」として、同地帯に赴くことは控えるよう警告した。(c)AFP