【1月24日 AFP】フィギュアスケート四大陸選手権(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2022)は23日、エストニア・タリンで男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、日本勢では合計268.99点の友野一希(Kazuki Tomono)が2位に、同251.07点の三浦佳生(Kao Miura)が3位に入った。三宅星南(Sena Miyake)は同240.02点で4位だった。

 北京冬季五輪まで2週間と迫る中、優勝を飾ったのは韓国の車俊煥(Cha Junhwan、チャ・ジュンファン)。ショートプログラム(SP)で首位に立った20歳の車はこの日、シーズンベストとなる174.26点を記録。合計273.22点で初優勝を決め、韓国男子勢としてもこれが初の金メダルとなった。

 21-22グランプリ(GP)シリーズ第6戦のロシア杯(Rostelecom Cup 2021)で3位に入った23歳の友野は、ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド(La La Land)』の音楽に乗せた演技で2本目の4回転ジャンプを失敗したが、それでもフリー自己最高となる171.89点をマークした。

 一方、16歳の三浦も肉離れに苦しみながらなんとか踏ん張り、こちらもパーソナルベストとなる162.70点を記録した。

 全日本フィギュアスケートジュニア選手権(All Japan Junior Figure Skating Championships)の王者である三浦は、脚に不安はあったものの「集中して4回転3本滑れましたし、存在感は見せられたのかなと思う」とコメントした。(c)AFP