NZ首相、挙式を中止 オミクロン株感染拡大で
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【1月23日 AFP】ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相は23日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大に伴う規制強化により、自身の結婚式も中止を余儀なくされたと明らかにした。
アーダーン氏は、新規制ではイベントの参加可能人数をワクチン接種完了者100人に限定することなどが含まれるとして、「私の挙式も見送られる」と語った。
ニュージーランドでは結婚式に出席するため都市間を移動した家族9人と、家族が搭乗した飛行機で勤務していた客室乗務員1人のオミクロン株感染が確認された。これを受けて23日午後11時59分から感染警戒レベルが最も高い「赤」に引き上げられ、規制が強化される。
新規制ではイベント参加人数の制限に加えて、公共交通機関や店舗でのマスク着用が義務付けられる。
アーダーン氏と婚約者のクラーク・ゲイフォード(Clarke Gayford)さんは挙式の日取りを公表していないが、今後数週間で行うとみられていた。
新規制の解除は早くても2月末以降になる見通し。(c)AFP