【1月21日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間20日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は556万3359人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で3億3768万9253人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 19日には世界全体で新たに1万543人の死亡と395万5625人の新規感染が発表された。

 過去1週間の新規感染者が最も多い地域は欧州で、897万9109人(世界全体の41%)の感染が確認された。2番目に多いのは米国・カナダの594万8679人(同27%)。

 過去1週間の死者が最も多い地域は欧州で、2万2603人(世界全体の43%)が死亡。次いで米国・カナダの1万4969人(同28%)となっている。

 過去1週間の人口10万人当たりの死者数が多かった国(人口50万人未満の国を除く)は、上位からトリニダード・トバゴ(8.5人)、ブルガリア(8.3人)、スロバキア(6.92人)、クロアチア(6.67人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(6.58人)。

 過去1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が多かった国は、上位からイスラエル(4104人)、デンマーク(3582人)、フランス(3318人)、ポルトガル(2636人)、スロベニア(2568人)。

 ここ数日間で、1週間の新規感染者数が過去最多を記録した国・地域は、イスラエル、デンマーク、フランス、ポルトガル、スロベニア、スイス、ルクセンブルク、ウルグアイ、スウェーデン、ベルギー、アルゼンチン、パナマ、ノルウェー、リヒテンシュタイン、オランダ、ベリーズ、バルバドス、オーストリア、セルビア、エストニア、スリナム、ラトビア、リトアニア、ジョージア、カタール、ガイアナ、ペルー、クウェート、ブルガリア、ボリビア、ドイツ、コスタリカ、北マケドニア、チュニジア、アルバニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、カザフスタン、パラグアイ、モルドバ、ブラジル、ジャマイカ、エクアドル、メキシコ、フィリピン、日本、サウジアラビア、ブータン、ベネズエラ、スーダン。

 最も死者が多い米国では、これまでに85万7778人が死亡、6856万9958人が感染した。次いで死者が多い国はブラジルで、死者数は62万1855人、感染者数は2341万6748人。以降はインド(死者48万7693人、感染者3821万8773人)、ロシア(死者32万4060人、感染者1093万8261人)となっている。

 人口10万人当たりの累計死者数が多い国は、上位からペルー(618人)、ブルガリア(465人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(424人)、ハンガリー(421人)、モンテネグロ(397人)となっている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染者として集計されないままとなっている。(c)AFP