【1月20日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)は19日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第13シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)はマディソン・ブレングル(Madison Brengle、米国)を6-0、6-4で下し、第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)との注目の一戦の実現がまた一つ近づいた。

 第1セットをあっという間に先取した大坂は、第2セットで苦戦を強いられたものの、ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)で世界ランキング54位のブレングルに65分で勝利した。

 大坂が3回戦で対戦する相手はまたしてもノーシードの米国人選手で、東京五輪の女子シングルスを制した第22シードのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)に6-2、7-5で勝利したアマンダ・アニシモバ(Amanda Anisimova)に決まった。

 前哨戦のメルボルン・サマー・セット2(Melbourne Summer Set 2 2022)を制し、現在マッチ7連勝中のアニシモバとの一戦は、大坂にとってより厳しい試練になる。

 しかし、大坂がこの3回戦を突破できれば、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)女王で、今大会はここまで3ゲームしか落としていないバーティとの注目が集まる4回戦が実現することになる。

「今はただ一日一日を大切に過ごそうとしている」と話した大坂は「私の目標はとにかく楽しむこと。それを達成できていると感じるから、チームには本当に感謝している」と続けた。

 また「きょうはリターンがとても良かった」と振り返り「オフの間はしっかりそれに取り組んできたから、それが役に立ってうれしい」とコメントした。(c)AFP