【1月19日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)は19日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は予選勝者のルシア・ブロンゼッティ(Lucia Bronzetti、イタリア)を6-1、6-1で下し、またしても完璧な内容で3回戦に駒を進めた。

 地元での四大大会(グランドスラム)で初優勝を目指すバーティは、ブロンゼッティを圧倒してわずか52分で勝利を収めた。

 前哨戦のアデレード国際1(Adelaide International 1 2022)を制すなど安定感も抜群で、直近5試合ではサービスゲームを48連続でキープしている。

 昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)を制したバーティがあと1勝すれば、4回戦で前年女王である第13シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)との大一番が実現するかもしれない。大坂は19日のナイトセッションでマディソン・ブレングル(Madison Brengle、米国)と対戦する。

 しかし、バーティはまず21日の3回戦で、テレサ・マルティンコバ(Tereza Martincova、チェコ)を6-2、7-6(7-2)で下した第30シードのカミラ・ジョルジ(Camila Giorgi、イタリア)との難しい一戦に臨まねばならない。

 また、第8シードの好調パウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)も予選勝者のマルティナ・トレヴィザン(Martina Trevisan、イタリア)を6-0、6-3で下した。

 前哨戦のシドニー・テニス・クラシック(Sydney Tennis Classic 2022)で優勝し、これが直近10日間で7試合目となったバドサだが、うまく持ちこたえたと振り返った。

 他の試合では、第15シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)が6-3、5-7、5-1とリードしたところで相手のアルモニー・タン(Harmony Tan、フランス)が途中棄権し勝利。タンはふくらはぎに問題が出て、車いすに乗ってコートを後にした。

 また、第24シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)も、ジル・タイシュマン(Jil Teichmann、スイス)を6-1、6-2で下した。(c)AFP/Martin PARRY