【1月18日 AFP】ペルー中部の都市カヤオ(Callao)で17日、海岸に原油が漂着し、作業員が回収作業に当たった。

 国家緊急センター(COEN)によると、1万キロ以上離れた南太平洋の島国トンガで起こった海底火山の大規模噴火により発生した高波が原因。高波の発生時、ラ・パンピージャ(La Pampilla)製油所でタンカーが積み荷を降ろしていた。

 トンガの噴火で潮位が上昇し、その影響は太平洋沿岸にまで及んだ。ペルーでは、女性2人が波にのまれて亡くなった。(c)AFP