【1月18日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)は17日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は7-6(7-3)、6-1、7-6(7-1)でダニエル・アルトマイヤー(Daniel Altmaier)との同胞対決を制し、四大大会(グランドスラム)初制覇に向けて好発進した。

 ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)で行われたナイトセッションで、世界ランキング3位のズベレフは同87位の相手に執拗(しつよう)に粘られたものの、順当に2回戦へ駒を進めた。次戦の相手は、1回戦でベテランのフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez、スペイン)を6-1、6-3、4-6、7-5で退けたジョン・ミルマン(John Millman、オーストラリア)に決まった。

 また、第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)は、マーガレット・コート・アリーナ(Margaret Court Arena)でブランドン・ナカシマ(Brandon Nakashima、米国)を迎え撃ち、3時間10分に及ぶ激闘を4-6、6-2、7-6(7-5)、6-3で制した。

 昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)決勝でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に惜しくも敗れた25歳のベレッティーニは、第1セットを落としてからトレーナーを呼んだり、胃腸の不調で試合中に何度もトイレに行く場面があったりしながらも、どうにか競り勝った。

 2回戦では、ワイルドカード(主催者推薦)で出場しているステファン・コズロフ(Stefan Kozlov、米国)と対戦する。(c)AFP