【1月17日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のレジェンド、マジック・ジョンソン(Magic Johnson)氏が16日、デンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)に37点差の大敗を喫したロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)をSNS上で批判した。

 15日にレイカーズがナゲッツに96-133で敗れると、ジョンソン氏は強く反応し、510万人のフォロワーを抱えるツイッター(Twitter)に「レイカーズファンとして敗戦を受け入れることはできるが、われわれには努力や危機感の欠如以上に値するものがある」とつづると、「オーナーのジーニー・バス(Jeanie Buss)、あなたにはもっとふさわしいものがある」と続けた。

 キャリア2番目の得点差を喫したレブロン・ジェームズ(LeBron James)はチーム最多の25得点を記録したが、3ポイントシュート成功は8本中わずか2本で、フィールドゴール成功は23本中9本だった。

 15日の黒星で3連敗となったレイカーズは、今季の戦績を21勝22敗として勝率が5割を下回った。また、ナゲッツに3ポイントシュートを40本打たれて23本決められたほか、リバウンド数も51本に対してレイカーズは41本だった。

 先発したセンターのドワイト・ハワード(Dwight Howard)は13点に終わり、今季8度目のトリプルダブルを達成したナゲッツのニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)とは比べものにならなかった。また、ナゲッツは先発5人全員が二桁得点をマークした。

 ガードのラッセル・ウェストブルック(Russell Westbrook)は、レイカーズの選手はコート上でもっとハードワークする必要があると同意したが、ジョンソン氏はドレッシングルーム内で起きていることを知り得る立場にないとした。

「シンプルに他のチームの方がわれわれより一生懸命にプレーしている」と認めたウェストブルックは、「マジックは自分の意見を言う資格がある。彼は毎日ここにいるわけではない。毎日われわれの周りにいるわけではない。彼はチームの内部で何が起きているのかを、われわれが何を解決しようとしているのかをわかっていない」と反論した。(c)AFP