【1月17日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)は17日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第5シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)はタチアナ・マリア(Tatjana Maria、ドイツ)を6-4、7-6(7-2)で下し、2回戦に駒を進めた。

 全仏オープン(French Open 2021)と全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)で4強入りを果たすなど、飛躍の一年となった昨季を足がかりにしたい26歳のサッカリは今大会、四大大会(グランドスラム)で自身初めて上位10シードに入っている。

 シーズン最終戦のWTAファイナルズ(2021 WTA Finals)でも準決勝まで進んだサッカリは、「1回戦がどれほど難しいものになり得るか、選手は皆知っている。この試合も簡単ではなかった」とコメントした。

「タチアナがとても良い試合をしていたから難しかった。初戦だったし、自分のリズムを見つけるのに時間が必要だった」と振り返り、ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)でプレーする今大会最初の選手になったことについて、「少し緊張もあった」と明かした。

 サッカリは2回戦で予選勝者の鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)と対戦する。鄭はアリアクサンドラ・サスノビッチ(Aliaksandra Sasnovich、ベラルーシ)を6-3、1-6、7-6(10-5)で下した。 

 他の試合では第15シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)がフィオナ・フェロ(Fiona Ferro、フランス)を6-1、7-6(7-4)、東京五輪金メダリストで第22シードのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)がクリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic、フランス)を6-4、6-3で下した。(c)AFP