【1月14日 AFP】スペイン・スーパーカップ(Spanish Super Cup 2022)は13日、サウジアラビア・リヤドで準決勝が行われ、アスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)がアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に2-1で逆転勝利を収め、レアル・マドリード(Real Madrid)が待つ決勝に駒を進めた。

 試合は60分過ぎ、FWジョアン・フェリックス(Joao Felix)のヘディングシュートがポストを直撃すると、跳ね返ったボールがGKウナイ・シモン(Unai Simon)の背中に当たってラインを割り、アトレティコが先制した。

 しかし前回覇者のビルバオは77分、イェライ・アルバレス(Yeray Alvarez)のヘディングで追いつくと、81分にはキャプテンを務めるイケル・ムニアイン(Iker Muniain)のCKからニコ・ウィリアムス(Nico Williams)が決勝点をマークした。

 兄イニャキ(Inaki Williams)と同じピッチに立った19歳のウィリアムスは「今はとても感極まっている」とコメントし、「今後もっとこういう喜びがあってほしい」と話した。「ゴール後に交わした兄との抱擁は一生忘れられない瞬間」

 レアルとビルバオの決勝は、リヤドで16日に行われる。レアルは12日の準決勝でFCバルセロナ(FC Barcelona)を3-2で下した。(c)AFP