【1月14日 AFP】サッカーアフリカネーションズカップ(2021 The Africa Cup of Nations)のチュニジア対マリ戦で、規定の90分を前に試合が終了になった問題で、アフリカサッカー連盟(CAF)は13日、チュニジア側からの異議申し立てを却下し、1-0でマリの勝利扱いにすると発表した。

 12日に行われた一戦では、マリが1-0でリードして迎えた85分、さらにはアディショナルタイムが3分与えられるはずだったにもかかわらず、再び89分47秒の時点の2度にわたり、ザンビア人のジャニー・シカゼ(Janny Sikazwe)主審が試合終了の笛を吹いた。

 退場者が出たため1人少なくなったマリ相手に懸命に同点弾を狙っていたチュニジアは、これに激怒していた。

 両チームは試合を再開しなければならないと告げられるも、これに応じたのはマリだけで、すでにアイスバスに入っていたチュニジアの選手たちはピッチに戻ることを拒否した。(c)AFP