【1月8日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)の女子シングルスで連覇を目指す大坂なおみ(Naomi Osaka)は8日、腹部のけがのため、前哨戦の準決勝を棄権した。

 大坂は昨年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)で涙の早期敗退を喫した後、長期休養を取っていたが、今週のメルボルン・サマー・セット1(Melbourne Summer Set 1 2022)で4か月ぶりに実戦復帰を果たしていた。

 今大会では立て続けに3試合をこなしたが、それが負担となり、ロシアのベロニカ・クデルメトワ(Veronika Kudermetova)と対戦予定だった準決勝を前に棄権した。

 大坂は全豪オープンの公式ツイッター(Twitter)に投稿されたコメント文で、「ここメルボルンでのプレーをすごく楽しめた。残念ながら腹部を痛めてしまい、休養して全豪オープンに備えなければならなくなった。大会とファンの皆さんに感謝している」とつづった。

 大坂は自身のツイッターも更新し、「けができょうの試合を棄権することになり残念。休養から激しい試合に戻り、体が驚いた」と説明。「この1週間にいただいた全ての愛に感謝している。しっかり休養に努める。またすぐに会いましょう」とつぶやいた。

 もう一方の準決勝では第2シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)が6-3、6-2で中国の鄭欽文(Zheng Qinwen)を下し、第3シードのクデルメトワと決勝で顔を合わせることが決まった。(c)AFP