【1月7日 AFP】女子テニス、メルボルン・サマー・セット1(Melbourne Summer Set 1 2022)は7日、シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は6-2、5-7、6-4でスイスのヴィクトリヤ・ゴルビッチ(Viktorija Golubic)との激闘を制し、4強入りを果たした。

 苦戦の末に勝ち残った元世界ランク1位のハレプは、「率直に言って本当に厳しい試合だった」と振り返りつつ、「勝てるとは思わなかったが最後まで戦い抜いた。とても誇りに思う」と話した。

 今大会には大坂なおみ(Naomi Osaka)も出場しており、両者は決勝で対戦する可能性がある。

 ハレプは昨年、ふくらはぎのけがで全仏オープン(French Open 2021)とウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)を欠場すると、さらに膝の故障でシーズンも途中で打ち切った。現在の世界ランクは20位に後退している。

 準決勝の相手は、クロアチアのアナ・コンジュ(Ana Konjuh)に7-6 (7-1)、7-6(8-6)の番狂わせを演じた世界126位の鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)に決まった。

 その他の準々決勝では、第1シードの大坂が同日夜にドイツのベテラン選手アンドレア・ペトコビッチ(Andrea Petkovic)と対戦し、第3シードのベロニカ・クデルメトワ(Veronika Kudermetova、ロシア)が同胞のアナスタシア・ポタポワ(Anastasia Potapova)を迎え撃つ。(c)AFP