【1月6日 AFP】3日に腸閉塞で病院に救急搬送されたブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領が5日、退院した。

 ボルソナロ氏は当初、手術が必要な可能性もあるとされていたが、医師による4日の発表では、流動食を与え、経鼻胃管で胃を空にしたことにより、手術なしで閉塞が解消したことが明らかになっていた。

 ボルソナロ氏は、2018年大統領選の期間中に腹部を刺されて以来、一連の健康問題に見舞われてきた。支持率はこのところ過去最低になっており、9か月後に行われる選挙では厳しい戦いを強いられる見通しだ。(c)AFP/Florence GOISNARD