【1月4日 AFP】スピードスケートの男子5000メートルで五輪3連覇中のスベン・クラマー(Sven Kramer、オランダ)が、2022年北京冬季五輪の代表に選ばれ、タイトル連覇を目指すことになった。同国女子代表には、同じく五輪金メダリストのイレイン・ブスト(Ireen Wust)もメンバー入りを果たした。

 オランダスケート連盟(KNSB)が2日夜に発表した北京五輪の代表リストに名を連ねた35歳のクラマーは、直後に「5度目の五輪に臨む! 北京への準備は整った!」とツイートした。

 先日行われた5000メートルの国内選考会では、パトリック・ルースト(Patrick Roest)が1位、ヨリト・ベルフスマ(Jorrit Bergsma)が2位に入り、クラマーは3位という不本意は結果に終わって代表選出が危ぶまれていた。

 KNSBの選考委員によると、五輪で計4個の金メダルに輝くクラマーは5000メートルとチームパシュートに加え、ベルフスマとの最強コンビが期待されるマススタートに出場する見通しとなっている。

 一方、五輪で計5個の金メダルと計5個の銀メダルを獲得するなど、同国の五輪選手として最多のメダルを獲得しているブストは、得意種目である1500メートルの代表に選出されたほか、1000メートルとチームパシュートにも出場する予定。(c)AFP