【1月3日 AFP】今年のブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)のコパカバーナビーチ(Copacabana Beach)の年越しイベントは、新型コロナウイルスの流行とあいにくの天気で比較的落ち着いたものとなり、ごみの量は例年の半分以下となった。

 リオデジャネイロ市清掃局(COMLURB)によると、大みそかから元日にかけ320トンのごみを回収した。2018~20年の平均は724.2トンだった。

 コパカバーナビーチのごみは167トンで、新型コロナ流行前の平均340.6トンから減少した。

 ごみ収集車5000台近くが清掃に当たったが、作業は1日午前9時には終了した。

 昨年のイベントは、新型コロナの影響で中止された。今年はコンサートが中止されるなど規模を縮小して開催された。遠出は控えるよう呼び掛けられ、公共の交通機関は運休となった。雨が降ったこともあり、来場者は2年前の300万人に比べるとわずかだった。(c)AFP