ATPカップ開幕、けがから復帰のチチパスはシングルス欠場
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【1月2日 AFP】男子テニスの国別対抗戦ATPカップ(ATP Cup 2022)は1日、グループステージが豪シドニーで開幕し、ギリシャはステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas)が肘の問題でシングルスを欠場し、ポーランドに1勝2敗で敗れた。
世界ランク4位のチチパスは、今季初戦で同9位のホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz)とのトップ10対決に臨む予定となっていた。
しかし、昨年11月にATPファイナルズ(ATP Finals 2021)を棄権し、右肘の手術を受けていたチチパスは、ミハイル・ペルボララキス(Michail Pervolarakis)が1-6、4-6でカミル・マイフシャク(Kamil Majchrzak)に敗れて迎えた第2試合をベンチから見つめた。
チチパスに代わって出場した世界1076位のアリストテリス・タノス(Aristotelis Thanos)は、ホルカシュになすすべなく1-6、2-6で敗れた。
それでもチチパスは、その後のダブルスに出場。ペルボララキスの横で問題を抱えているような様子を見せることなく、6-4、5-7、10-8でポーランドのペアを退けた。
17日にメルボルンで開幕する全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)を控える中、チチパスは「メルボルンに向けて(昨年)11月の肘の手術から順調に回復している。きょうはそこに合わせるための予防措置だ。それまでは一日一日、一試合一試合見ていくつもりだ」と語った。
一方、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)を欠くセルビアは、フィリップ・クライノビッチ(Filip Krajinovic)が6-2、7-5でノルウェーのビクトル・ドゥラソビッチ(Viktor Durasovic)を破り、第1試合を制した。
ノルウェーは第2試合でキャスパー・ルード(Casper Ruud)がドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic)を6-3、7-5で下して五分に戻したものの、セルビアが最後のダブルスを制して勝利を収めた。
またラファエル・ナダル(Rafael Nadal)を欠くスペインは、3勝全勝でチリに勝利。アルゼンチンも無傷でジョージアを下した。(c)AFP
