エムバペ、冬のレアル移籍を否定「1月はない」
このニュースをシェア
【12月29日 AFP】フランス・リーグ1、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が28日、フリーエージェントになる今季末まではPSGでプレーするつもりだと話した。
スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)への移籍を希望しているエムバペは、米CNNのインタビューで、すぐレアルに加入することはあるのかという質問に対して「1月はない」と鋭く返答した。
レアルはこの夏、エムバペ獲得に1億8000万ユーロ(約234億円)の移籍金を提示した。だが、当時FCバルセロナ(FC Barcelona)を退団したリオネル・メッシ(Lionel Messi)と契約したばかりだったPSGはオファーを拒否した。
移籍市場が間もなく再開する中、レアルが再びエムバペ獲得に動く可能性もあるが、本人は「自分はPSGの選手だし、満足している。100パーセント間違いなく、ここでシーズンを終える」とコメントした。
「自分の全力を注いで欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)とリーグ戦、フランス杯(French Cup 2021-22)で優勝したい」と語ったエムバペは、シーズン後に改めて、チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦でも対戦するレアルのことを考えるつもりでいる。
「今、僕の中で一番重要なのは、2月と3月にレアル・マドリードを倒すことだ」
レアルへの移籍希望を明かしたことに後悔はないと言い、「正直に、胸の中にある思いを言葉にした」と話している。エムバペは10月、夏に退団の希望をクラブに伝えたことを認め、契約満了が近づく中で延長を拒否している。(c)AFP