エムバペ、7月に退団の意思を伝えていた「僕の立場は明確」
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【10月5日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)に所属するキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が4日、7月に退団の意思をクラブに伝えていたことを認めた。
仏RMCスポール(RMC Sport)のインタビューで、エムバペは「7月末に退団したいと伝えた」とコメントした。
「僕の立場は明確。退団したいと言ったが、彼ら(PSGの経営陣)に伝えたのはかなり早い段階だった」
2018年に行われたW杯ロシア大会(2018 World Cup)の優勝メンバーであるエムバペはPSGとの契約を延長しておらず、今シーズンの終了後にスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に移籍するのではないかという臆測に拍車が掛かっている。
レアルは8月、エムバペ獲得に1億8000万ユーロ(約232億円)の移籍金を提示したが、FCバルセロナ(FC Barcelona)を退団したリオネル・メッシ(Lionel Messi)と契約したばかりのPSGはそのオファーを拒否した。
PSGのレオナルド(Leonardo Nascimento de Araujo)スポーティング・ディレクター(SD)は当時、エムバペは「われわれの条件次第で退団、あるいは残留する」ことができると述べていた。
エムバペは、最終的にPSGに「僕に出ていってほしくないなら残留する」と伝えたと明かした。
「契約延長に関する6、7件のオファーを拒否し、僕がレオナルドとは一度も話していないと言われていたが、そんなことは絶対にない」
2017年にASモナコ(AS Monaco)から総額1億8000万ユーロの移籍金でPSGに加わったエムバペによれば、PSGが「クオリティーのある後任」を見つけられるよう、7月の時点で退団の意思を伝えたという。
「僕は全員がウィンウィンの状況になってほしかった」
「パリ(PSG)は僕に多くのものを与えてくれたクラブ。ここで過ごした4年間はずっと幸せだったし、それは今でも同じ」 (c)AFP