【12月28日 AFP】サッカーフランス代表のFWキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)は27日、W杯(World Cup)が4年おきではなく2年おきに開催されることになれば、大会の魅力は低下するだろうと話した。

 フランスが優勝した2018年のロシア大会で4得点をマークし、10代にして世界的名声を手にした23歳のエムバペによれば、その偉業が引き立ったのは開催間隔が長いおかげだという。

 グローブ・サッカー・アワード(Globe Soccer Awards)の男子年間最優秀選手に選出され、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)で表彰式に出席したエムバペは、「(W杯は)素晴らしい舞台。生涯で一度しか出場できないかもしれない大会」とコメント。

 選手を疲労させないのも重要だが、それ以上に大会の美しさを維持することが、4年に一度の開催を支持する大きな理由になっているとし、「4年おきだからあれだけ特別なのであって、もし2年おきに開催されれば日常的な経験になってしまうだろう」と話した。

 国際サッカー連盟(FIFA)は、W杯を隔年で開催することで加盟協会に莫大(ばくだい)な金銭的利益をもたらすことができると主張している。

 しかしエムバペはそういう問題ではないと指摘し、「サポーターに特別な何かを与えたいのなら、彼らには待ってもらう必要がある」と語った。

 1930年の初開催以降、男子のW杯を制したのは8チームしかなく、欧州と南米以外から王者は誕生していない。

 エムバペは「人々はクオリティーと大きな感動を求めている。もしW杯が2年おきに開催されれば、レベルは落ちるだろう」と話した。

 来年行われるカタール大会は、32か国で行われる最後のW杯になる予定で、2026年大会以降は48か国での開催に拡大される。(c)AFP