【12月27日 AFP】英警察は26日、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)が滞在中のロンドン西部ウィンザー城(Windsor Castle)の敷地内に侵入した、クロスボウ(洋弓銃)を持った男(19)を前日逮捕したと発表した。男は精神鑑定のため留置されている。

 ロンドン警視庁(Metropolitan Police Service)によると、男は侵入直後の午前8時半ごろに取り押さえられ、建物に入ることはなかった。男の侵入は王室メンバーにも伝えられた。

 エリザベス女王は事件当時、息子のチャールズ皇太子(Prince Charles)とその妻カミラ夫人(Camilla, Duchess of Cornwall)とともにクリスマスを過ごしていた。

 大衆日曜紙サンデー・ミラー(Sunday Mirror)は、警備員が防犯カメラの映像からクロスボウのようなものを持った男の姿を発見したと報じた。メール・オン・サンデー(Mail on Sunday)によると、男は縄ばしごを使って塀を越えた。(c)AFP