【12月26日 AFP】21-22NBAは25日、各地で試合が行われ、ステフェン・カリー(Stephen Curry)が33得点を決めたゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は116-107でフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)に勝利し、勝率1位だったサンズを抜いてトップに立った。

 リードが12回入れ替わるシーソーゲームの中、ウォリアーズはオット・ポーター・ジュニア(Otto Porter Jr.)が全19得点のうち13点を最終クオーターに決めて突き放し、勝利を収めた。

 ウォリアーズはアンドリュー・ウィギンス(Andrew Wiggins)とダミオン・リー(Damion Lee)、ジョーダン・プール(Jordan Poole)というチーム内の平均得点上位4人のうち3人を新型コロナウイルスの影響で欠いたまま、敵地での注目の一戦に挑んだ。

 その中で、カリーが3人の穴をほぼ埋めた。フィールドゴール成功は27本中わずか10本、3ポイントシュート成功は16本中5本だったが、9回目のクリスマスゲームで初めて20得点以上をマークした。

 カリーはポーターの活躍を称賛しつつ、サンズのホーム連勝を15試合で止めた勝利について「みんなのことを誇りに思う。僕らが今夜勝つことを予想している人は多くなかった」とコメントした。

 1週間に及ぶコロナ禍から戻ったブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)は、122-115でロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)に勝利した。

 第4クオーターに一時は23点差をつけながら、残り45秒で追いつかれたが、残り40秒7でニック・クラクストン(Nic Claxton)がレイカーズのスーパースター、レブロン・ジェームズ(LeBron James)の上からダンクシュートをたたき込んで再び勝ち越すなど、最後は連続で7ポイントを奪い、相手を振り切った。

 前週、リーグで最も多い人数が新型コロナで離脱し、3試合が延期されたネッツは、ケビン・デュラント(Kevin Durant)とラマーカス・オルドリッジ(LaMarcus Aldridge)という主力が引き続きコロナの影響でチームを離れている中で、4試合ぶりに復帰したジェームズ・ハーデン(James Harden)が36得点、10リバウンド、10アシストのトリプルダブルを記録し、パティ・ミルズ(Patty Mills)も34得点を重ねた。

 対するレイカーズは、ジェームズが39得点を決めたが逆転勝利にはあと一歩届かず、5連敗を喫した。(c)AFP