【12月24日 AFP】ワールドアスレティックス(World Athletics、世界陸連)は23日、カーボンやフォーム素材の厚底シューズが選手のパフォーマンスを向上させているとみられている中で、2024年パリ五輪後から規定を厳格化する方針を明らかにした。

 世界陸連は、「イノベーションと公平性のバランスが取れ、長期的に持続可能で実行可能な陸上用シューズの解決策」を導入すると発表。「2024年11月1日から、トラック、フィールド種目のシューズのソールは厚さを20ミリまでとする(ロード種目は対象外)」とした。

 現行規定では靴底の厚さは25ミリまでとなっており、製造側は適応に向けて大きな努力が必要になるとみられる。(c)AFP