【12月22日 AFP】21-22イタリア・セリエAは21日、第19節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)はカリアリ(Cagliari Calcio)に2-0で勝利。4位アタランタ(Atalanta)がジェノア(Genoa CFC)と0-0で引き分けたため、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)出場圏内との差を縮めた。

 ホームにカリアリを迎えたユベントスはモイゼ・ケアン(Moise Kean)のヘディングで40分に先制すると、終盤にはフェデリコ・ベルナルデスキ(Federico Bernardeschi)が正確なシュートを突き刺した。

 これで5位としたユベントスは、アタランタと4ポイント差に近づき、22日にトリノ(Torino FC)戦を控えている首位インテル(Inter Milan)とは同9差となった。

 リーグ戦直近5試合で4勝目を飾り、好調のまま2021年の戦いを終えたユベントスだが、来年2月中旬までにナポリ(SSC Napoli)、ASローマ(AS Roma)、ACミラン(AC Milan)、アタランタとの試合が予定されており、ウインターブレーク明けには本当の試練が待ち受ける。

 一方、この日予定されていたウディネーゼ(Udinese)対USサレルニターナ1919(US Salernitana 1919)戦は延期となった。新型コロナウイルス関連で今季の試合開催に影響がでるのはこれが初めて。

 またサレルニターナをめぐっては同日、31日までに買い手が見つからなければ、セリエAから登録抹消されるとイタリアサッカー連盟(FIGC)の会長が話した。

 FIGCの規則では、同一オーナーの2クラブが同じリーグでプレーすることは認められておらず、サレルニターナはラツィオ(SS Lazio)のクラウディオ・ロティート(Claudio Lotito)会長が共同オーナーを務めている。(c)AFP/Terry DALEY