【12月19日 AFP】21-22ドイツ・ブンデスリーガ1部は18日、第17節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は2-3でヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)相手にまさかの敗戦を喫し、首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との勝ち点差が9に広がった。

 ユリアン・ブラント(Julian Brandt)の得点で先制して前半を折り返したドルトムントだったが、後半に入るとホームのヘルタの猛反撃に遭い、イシャク・ベルフォディル(Ishak Belfodil)に同点ゴールを許すと、マルコ・リヒター(Marco Richter)には2点を奪われた。

 その後、ブラントとの交代で入ったシュテフェン・ティゲス(Steffen Tigges)が投入直後に1点を返したが、チームは前半戦最後のリーグ4試合をわずか1勝として冬季中断に入ることになった。

 一方でリーグ10連覇を目指すバイエルンは、前日のVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)戦で4-0の大勝を収めており、圧倒的な優勝候補として新年を迎える。

 フランクフルト(Eintracht Frankfurt)はイェスパー・リンドストロム(Jesper Lindstrom)の3試合連続ゴールでマインツ05(Mainz 05)に1-0で勝利し、順位を暫定5位に上げた。

 2週間前には12位だったフランクフルトだが、リンドストロムのバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)戦、ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)戦に続くゴールで勝利してここ7試合で6勝を挙げ、トップ5に割って入ってきている。(c)AFP/Ryland JAMES