【12月19日 AFP】米プロバスケットボール（NBA）のブルックリン・ネッツ（Brooklyn Nets）は18日、スター選手のケビン・デュラント（Kevin Durant）と復帰予定だったカイリー・アービング（Kyrie Irving）が、リーグの新型コロナウイルス感染症（COVID-19）対策規定に従ってチームを離脱したと発表した。

　リーグが感染者数の急増に対応する中、ネッツではすでに主力選手のジェームズ・ハーデン（James Harden）やラマーカス・オルドリッジ（LaMarcus Aldridge）、ポール・ミルサップ（Paul Millsap）らがコロナによる離脱者リストに入っていたが、デュラントとアービングのリスト入りで、ここ1週間での離脱者は9人となった。

　右足首を痛めていたデュラントは、もともと18日のオーランド・マジック（Orlando Magic）戦を欠場していた。一方のアービングは、チームが再び迎え入れる準備を整えたと報じられた翌日のリスト入りとなった。

　新型コロナのワクチン接種を拒否しているアービングは、ニューヨーク市の規則でホームゲームには出場できず、今季は欠場が続いている。ロードでもメンバー外が続いていたが、17日には、チームがロードで起用する準備に入っていると伝えられていた。

　今季はここまで比較的順調にリーグ戦を進めてきたNBAだが、最近はコロナが再び猛威を振るい始め、いくつかのチームで感染爆発が起こっている。(c)AFP