【12月18日 AFP】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)氏の死去から10年となった17日、同国で追悼大会が開かれ、息子の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-un)朝鮮労働党総書記をはじめ、数千人が出席した。国営テレビの映像から明らかになった。

 正日氏は2011年12月に死去するまで、17年間にわたって北朝鮮を率いた。その後、正恩氏が権力を世襲した。

 正恩氏は17日、首都平壌にある錦繍山太陽宮殿(Kumsusan Palace of the Sun)で行われた追悼大会に出席。同宮殿には、正日氏に加え、北朝鮮を建国した金日成(キム・イルソン、Kim Il-Sung)氏の遺体が安置されている。

 金一族は1948年以来、3代にわたって北朝鮮を統治している。国民は幼少時から、金日成氏と正日氏を敬うよう教育を受けている。(c)AFP