【12月17日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは16日、第17節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)はホームでエバートン(Everton)と1-1で引き分けた。チェルシーのトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、新型コロナウイルスの感染拡大により優勝争いをしているチームは打撃を受けていると認めた。

 新たな感染拡大がプレミアリーグを揺るがす中、チェルシーはロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)とティモ・ヴェルナー(Timo Werner)、カラム・ハドソン・オドイ(Callum Hudson-Odoi)がこの日の一戦を欠場した。

 また、負傷中のベン・チルウェル(Ben Chilwell)も陽性反応を示し、試合前に体調不良を訴えたカイ・ハヴァーツ(Kai Havertz)もプレーできなかった。

 チェルシーでは、今月上旬に新型コロナウイルスに感染し、現在療養中のマテオ・コバチッチ(Mateo Kovacic)も離脱している。

 主力選手の多くを欠いたチェルシーは強固なエバートンの守備をなかなか打ち破れず、後半に入りようやくメイソン・マウント(Mason Mount)がゴールをこじ開けた。

 終始試合を優位に進めていたチェルシーだったが、守備陣が油断したつけを払わされ、10代のDFジャード・ブランスバイテ(Jarrad Branthwaite)にトップチーム初ゴールを許し、74分に追いつかれた。

 負傷と体調不良で多くの選手が離脱している不振のエバートンに勝利できなかったチェルシーにとっては、非常に手痛い結果となった。(c)AFP