【12月16日 CGTN Japanese】中国初の磁気浮上懸垂式車両「興国号」が14日、湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)内でラインオフしました。江西省(Jiangxi)興国県(Xingguo)を走る永久磁石リニア技術プロジェクトのモデルラインに使用されます。

 懸垂式車両は低コストのうえ、施工上必要な用地が少なく、視野が広く、歩行者や自動車と相互干渉しないなどのメリットがあり、観光スポットや商店街、サイエンスパークなどを結ぶアクセスに適しているとみられています。

 今回ラインオフした「興国号」は、永久磁石と永久磁石軌道間の反発力を利用し、非接触式けん引方式を採用し車両の浮上を実現しました。安全、省エネ、快適、保守しやすいなどの特徴があり、最大定員は88人、設計最高時速は120キロです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News