数か月間逃亡のシマウマ2頭、ついに捕獲 米
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【12月15日 AFP】米首都ワシントン郊外を数か月にわたり逃走していたシマウマ2頭が、ついに捕獲された。農務省が14日、明らかにした。
2頭は8月末、メリーランド州の珍しい動物が集められた農場から脱走。何度も捕獲を逃れ、地元住民やメディアの注目を集めていた。
農務省のリチャード・ベル(Richard Bell)氏は2頭を捕獲したと述べたが、詳細は明らかにしなかった。
プリンスジョージズ(Prince George's)郡は数週間前、「餌と他のシマウマ」を使っておびき寄せるとしていた。
2頭と一緒に逃げた別の1頭は、違法に設置された輪縄により死んでいる。
飼い主のジェリー・ホーリー(Jerry Holly)氏の大規模農場では、シマウマ約30頭が飼育されている。地元メディアによると、今年10月に農場でシマウマ1頭が死んでいるのが発見され、同氏は動物虐待の罪に問われている。
米国の一部の州ではトラなど珍しい動物の飼育が認められている。(c)AFP