【12月14日 CGTN Japanese】「2021年中国メディア十大流行語」が13日、国家言語資源観測・研究センターから発表されました。2021年1月1日から11月末までの国内の大手15紙、テレビ12局、ラジオ7局などの言語資料から選ばれたもので、対象となる文字数は10億字余りに達します。これらの流行語から中国メディアが注目した話題を知ることができます。

一、「建党百年」

 中国共産党は今年、創立100周年を迎えました。

二、「2020東京奥運会」

 2020東京五輪。

三、「中国航天」

 中国の宇宙開発。中国初の火星探査機「天問1号」が5月15日、火星着陸に成功しました。6月17日、有人宇宙船「神舟12号」が無事に打ち上げられ、中国人宇宙飛行士3人が「天和」コアモジュールで3カ月間生活しました。10月14日、中国初の太陽探査科学技術試験衛星「羲和号」が順調に打ち上げられました。10月16日、「神舟13号」が打ち上げられ、3人の宇宙飛行士が6カ月間の飛行任務を開始しました。

四、「双炭」

「CO2排出ピークアウト」と「カーボンニュートラル」。

五、「疫苗接種」

 ワクチン接種。中国では現在、新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した人数は11億人を超えています。

六、「双減」

 義務教育段階の児童・生徒の宿題負担と課外授業負担の一層の軽減のこと。「中国版ゆとり教育」。

七、「北交所」

「北京証券取引所」の略称。中国初の会社制証券取引所で、11月15日から取引が開始されました。

八、「清朗行動」

 国家インターネット情報弁公室が2月に行ったキャンペーン。ネット上の違法・ルール違反問題を重点的に取り締まり、規則正しく前向きなインターネットの環境づくりを目的とします。

九、「疫苗援助」

 ワクチン援助。中国はこれまでに106カ国と4つの国際組織に15億回分以上のワクチンを提供してきました。

十、生物多様性条約

 生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)が10月12日から15日までオンライン形式と対面形式の併用で中国・昆明で開催されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News