長さ約24m、重さ3トン 上海の博物館でクジラの骨格標本が完成
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【12月13日 Xinhua News】中国の上海自然博物館で9日、長さ約24メートル、重さ3トンのナガスクジラの骨格標本の組み立てが完了した。
2017年3月下旬、上海浦東新区の海域で1頭の雄のナガスクジラの死骸が見つかった。港までひいて運んだ後、専門家が鑑定すると、すでに死後10日がたっていた。標本制作チームは4年余りをかけて解剖、除肉、脱脂、連結、組み立てなど一連の作業を終え、このほど標本を完成させた。
ナガスクジラの姿を生き生きと表現できるよう、標本の連結部品は全て骨格の自然な状態に合わせて特別にカスタマイズされているという。(c)Xinhua News/AFPBB News