【12月12日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)の王者を決めるMLSカップ(MLS Cup 2021)は11日、米オレゴン州ポートランド(Portland)のプロビデンス・パーク(Providence Park)で決勝が行われ、ニューヨーク・シティFC(New York City FCNYCFC)がポートランド・ティンバーズ(Portland Timbers)との両チーム1-1で迎えたPK戦を4-2で制し、初優勝を飾った。

 雨の降る敵地で、NYCFCはバレンティン・カスティジャーノス(Valentin Castellanos)のゴールで先制したが、後半アディショナルタイム4分にティンバーズのフェリペ・モラ(Felipe Mora)に劇的な同点ゴールを許し、試合を延長戦に持ち込まれた。

 しかし、最後は迎えたPK戦でGKショーン・ジョンソン(Sean Johnson)がティンバーズの2本のキックをストップすると、DFアレックス・カジェンス(Alex Callens)が決勝のPKを決め、クラブ史上初となるMLSカップ制覇を果たした。(c)AFP