【12月10日 CGTN Japanese】北京市中心部から北へ70キロあまり離れたところにある延慶区の選手村に、病院体制の総合診療所が設置されました。

 延慶区の選手村は、「生態環境に配慮した選手村」という理念に基づき、山林の中に建設されました。街の医療施設から離れていることから、選手村の敷地内には18の診療科を有する診察所が設置されています。スタッフたちは北京市内にある7つの総合病院の医療専門ボランティア計195人で構成され、その中には2008年北京オリンピックの医療スタッフ経験者も少なくありません。

 新型コロナウイルス感染症の予防・抑制を前提として、総合診療所には専門の隔離室が設置されています。隔離者と他の患者が接触しないように、屋外に直接つながる個別通路が設けられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News