ラングニック氏、スポーツ心理士をマンUに招へい「正しい思考」促す
発信地:ロンドン/英国
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【12月8日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の新指揮官に就任したラルフ・ラングニック(Ralf Rangnick)暫定監督が7日、選手に「正しい思考」を促す助けとして、クラブがスポーツ心理士を迎え入れたことを明かした。
ラングニック暫定監督は、スポーツ心理士のサシャ・レンゼ(Sascha Lense)氏、また助監督として米メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・レッドブルズ(New York Red Bulls)やトロントFC(Toronto FC)を指揮したクリス・アーマス(Chris Armas)氏がチームに加わることを発表した。
ラングニック暫定監督は「ドイツではここ数年、ほとんどのクラブがスポーツ心理士やメンタルコーチなど、呼び方は何でもいいが、そういった人たちを雇うようになっている」と話し、「私にとっては、極めて論理的な判断だ」と続けた。
「私はSSVウルム1846(SSV Ulm 1846)を指揮した1998年の時点で、現在はドイツ代表でスポーツ心理士を務めるハンスディーター・ヘルマン(Hans-Dieter Hermann)氏をつけていた。おそらくわれわれは、スポーツ心理士を採用したドイツで最初のクラブだったはずだ」
「私にとっては、これは論理の問題でしかない。つまりGKやフィジカル理論、さらにはFWやフィットネスなどの専任コーチがいるのなら、脳の専門家も備えるべきだ」 (c)AFP