フューリーの次戦はホワイトとの指名試合、ウシク戦の交渉頓挫
発信地:ロサンゼルス/米国
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【12月8日 AFP】ボクシング、WBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリー(Tyson Fury、英国)の次の対戦相手が、WBCの指令により、ディリアン・ホワイト(Dillian Whyte、英国)になることが決まった。
WBCは7日、ホワイトを指名挑戦者としたことを発表。団体はもともと、WBAスーパー・IBF・WBO王者オレクサンドル・ウシク(Oleksandr Usyk、ウクライナ)との統一戦に向けた交渉がまとまらなかった場合にのみ、ホワイトとの防衛戦を命じると話していたが、フューリーとウシクとの30日間の交渉期限が切れた中で、ホワイトを挑戦者に指名した。
フューリーは10月、デオンテイ・ワイルダー(Deontay Wilder、米国)をKO勝ちで下してタイトルを防衛。ホワイトは11月、フューリーが予定されている自分との試合から「逃げている」と非難していた。
一方のウシクは、2022年の早い時期に前王者アンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua、英国)との再戦に臨むとみられている。9月の対戦ではウシクがジョシュアに勝利し、3団体の王座を奪取した。(c)AFP