【12月12日 CGTN Japanese】中国国家統計局が発表した全国の食糧生産データによりますと、今年の全国食糧総生産量は前年比2.0%増となる133億5000万キロの増産となり、6828億5000万キロに達しました。年間食糧生産量は再び記録を更新し、7年連続で6500億キロ以上を維持しています。このうち、秋の食糧生産量は前年より1.9%増えて95億5000万キロの増産となる5089億キロでした。

 また、今年の全国食糧作付面積は17億6400万ムー(約1億1760万ヘクタール)で、前年より0.7%、1295万ムー(約86万ヘクタール)増え、2年連続の増加となりました。

 なお、今年は河南省(Henan)などでの豪雨による水害、北西部陝西省(Shaanxi)や甘粛省(Gansu)など一部の地域で発生した干ばつ、秋の収穫時期に華北・華中・華東地域で発生した長雨などで、秋の食糧収量に一定の影響を与えたものの、全国の主要農業地域ではほとんどの時期において日照・気温・降水状況はおおむね良好で、気象状況は農作物の生育および収量に有利に働きました。同時に、収穫量の高いトウモロコシの作付面積が拡大し、穀物に占める割合が伸びたことが1ムー当たりの食糧の増産につながりました。食糧生産量の実測サンプリング調査によりますと、今年の全国の1ムー当たり食糧作物生産量は387キロで前年より1.2%、4.8キロ増加しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News