【12月7日 AFP】女子テニス、2019年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2019)覇者のビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)は6日、来年1月の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)を欠場すると発表した。

 21歳のアンドレスクは今季、4月に新型コロナウイルスに感染して複数の大会を欠場し、現在の世界ランキングは46位となっている。全豪オープン出場を見送り、充電期間にしたいと説明している。

 ツイッター(Twitter)に発表文を投稿したアンドレスクは、「特に今年は数週間の隔離を経験し、心身ともに大きな影響があった。祖母もコロナに感染して集中治療室(ICU)に入り、すごくきつかった。気持ちが入らない時間が長く続き、試合や練習中に顕著だった」とコメント。

「そのため今年はオーストラリアで始動せず、もう少しじっくり考えたり、トレーニングしたりする時間を費やし、2022年シーズンに向けて準備を整えたい」と説明した。(c)AFP