【12月5日 AFP】21-22ドイツ・ブンデスリーガ1部は4日、第14節の試合が行われ、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が2得点を挙げた首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は3-2でボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との上位直接対決を制し、2位との差を4ポイントとした。

 本拠地ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)でリーグ2位のドルトムントは、ユリアン・ブラント(Julian Brandt)とアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)が得点したが、バイエルンは決勝のPKを含むレワンドフスキの2ゴールとキングスレイ・コマン(Kingsley Coman)の得点で勝利した。

 また78分にドルトムントは、マッツ・フンメルス(Mats Hummels)のハンドでバイエルンにPKを与えた判定に抗議したマルコ・ローゼ(Marco Rose)監督が退席処分を受けた。

 バイエルンのトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)は、「前半はもっとリードを広げるべきだったし、内容については勝利に値したかどうかは分からない」としつつ、「だが闘いという点においてはわれわれのゲームだった」と胸を張った。

 これでバイエルンは、ドルトムント戦7連勝。その内訳はリーグ戦5勝、ドイツ・スーパーカップ(DFL Super Cup)2勝となっている。

 一方ドルトムントは、レワンドフスキの決勝点の直前にマルコ・ロイス(Marco Reus)に対するファウルが流され、PKが与えられなかったことに不満を表した。ロイスは「常に勝てると感じていた。だからこういう形で負けて二重に苦々しい」と語気を強めた。

 パトリック・シック(Patrik Schick)が後半に4得点をマークした3位バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)は、最下位グロイター・フュルト(SpVgg Greuther Fuerth)に7-1で大勝。シックは、リーグ戦の前後半いずれかの45分間で4ゴールをマークしたクラブ史上初の選手となった。(c)AFP/Ryland JAMES