【12月1日 AFP】日本サッカー協会(JFA)とドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は30日、現行のパートナーシップ協定を2024年まで延長すると発表した。協定は日本の若手選手のバイエルンアカデミー加入を促す内容となっている。

 元ドイツ代表GKで、現在はバイエルンの最高経営責任者(CEO)を務めるオリバー・カーン(Oliver Kahn)氏は、発表文で「日本はアジアにおけるサッカーの強豪国です。2002年のW杯(World Cup)では、日本人のサッカーに対する情熱を身をもって体験することができました」と述べた。

「日本サッカー協会との連携を継続することとなり、世界トップクラスの選手を育成するという共通の目標を達成するためにも、今後は緊密な交流をしていく必要があります」

「ワールドクラスの活躍を見せる熊谷紗希(Saki Kumagai)選手が現在FCバイエルン・ミュンヘン女子のトップチームに所属していることをとても誇りに思っています」

 また、JFAの田嶋幸三(Kozo Tashima)会長は、「選手育成やチーム強化策など学ぶべきことが多くあります」とした上で、「今後は女子も育成年代の選手を派遣し、それぞれの発展に生かしていきたいと考えています」と語った。(c)AFP