【12月4日 AFP】男子テニスの国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2020-21)は3日、スペイン・マドリードで決勝ラウンドの準決勝が行われ、セルビアが1勝2敗でクロアチアに敗れた。世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)は2度目のデビスカップ制覇の夢がついえたが、「何も後悔はない」と胸を張った。

 セルビアは第1試合で世界33位のドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic)が6-4、3-6、2-6で同279位のボルナ・ゴジョ(Borna Gojo)に敗れたが、続く第2試合では2011年を最後にデビスカップのシングルスで負け知らずのジョコビッチが6-4、6-2でマリン・チリッチ(Marin Cilic)を下して踏みとどまった。

 しかし、勝負を懸けた第3試合のダブルスでは、ジョコビッチ/フィリップ・クライノビッチ(Filip Krajinovic)が5-7、1-6で東京五輪とウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)覇者のニコラ・メクティッチ(Nikola Mektic)/マテ・パビッチ(Mate Pavic)組に屈し、敗退が決まった。

 これで5日に行われる決勝では、2005年大会と2018年大会を制しているクロアチアがロシアテニス連盟(RTF)とドイツの勝者と対戦することになった。

 今季は四大大会(グランドスラム)優勝回数を20に伸ばしたジョコビッチは、「シーズンは今夜で終了したけれど、何も後悔はない」と話し、激動の一年を終えて疲労をにじませながら「これからの数日間は静養し、体を回復させ、テニスのことを忘れたい」と続けた。

 一方、新型コロナウイルスワクチンの接種有無に関して公表を拒否している同選手は、来年1月の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)出場についても「近いうちに」決断すると明言した。

 同大会の主催者は、開催地オーストラリアに入国できるのはワクチンの接種を完了した選手のみと発表しており、ジョコビッチの出場は依然として不透明な状況となっている。(c)AFP