【12月4日 AFP】世界保健機関(WHO)は3日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に関連した死亡例の報告は今のところないと発表した。

 オミクロン株の感染例が確認された国の数は増え続けており、各国は感染拡大の防止を急いでいる。

 だが、WHOのクリスチャン・リンドマイアー(Christian Lindmeier)報道官はスイス・ジュネーブで開いた記者会見で、「オミクロン株関連の死亡例の報告は、まだ確認していない」と説明。

 WHOは現在、データを収集しており、今後さらに多くのデータが得られるとの見通しを示し、より多くの国が「検査を続け、特にオミクロン株を調査すれば、さらなる感染例と情報が見つかるだろう。さらに、そうならないことを望むが、死亡例も見つかるかもしれない」と語った。(c)AFP