メドベージェフ、中国でのプレー不安視もボイコットには慎重姿勢
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【12月3日 AFP】男子テニス、世界ランキング2位のダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)は2日、中国女子選手の彭帥(Peng Shuai)をめぐる問題を踏まえると「仮に来週中国で大会があるとしたら、安心して試合に臨める選手はいないだろう」と話す一方で、同国で次に大会があるのは来年秋であることから「事の成り行きを見守る」という姿勢を示した。
中国共産党の元副首相から性的関係を強要されたと告発した彭の問題で、女子テニス協会(WTA)は1日、スティーブ・サイモン(Steve Simon)最高経営責任者(CEO)いわく同選手の安全に「深刻な懸念」があるとして、中国での全ての大会を中止すると明らかにした。
一方、例年シーズン後半に中国で上海マスターズ(Shanghai Rolex Masters)など4大会を主催している男子プロテニス協会(ATP)はこの日、WTAのボイコットには同調しなかった。
今年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)覇者であるメドベージェフは、「多くの国で問題が起きているが、その大半の国でテニスの大会が行われている」とコメント。
さらに「われわれ全員が、彭の無事な姿を望んでいる。そのことについて、われわれは100パーセント確信を得ていない」としつつ、「WTAは強い決断をしたが、自分は同じ決断をしない人を責めるつもりはない」と続けた。
「(ATPの会長を務める)アンドレア(・ガウデンツィ<Andrea Gaudenzi>氏)には、別の見方があるのだろう。自分は誰が良いとか悪いとか言いたくない」
現在開催されている男子テニスの国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2020-21)ではこの日、メドベージェフを擁するロシアテニス連盟(RTF)が準決勝進出を決めた。 (c)AFP