【12月1日 AFP】男子テニスの国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2020-21)は30日、オーストリア・インスブルック(Innsbruck)で決勝ラウンドの準々決勝1試合が行われ、ドイツが英国に2勝1敗で勝利し、準決勝に駒を進めた。

 第1試合ではダニエル・エヴァンス(Daniel Evans)がピーター・ゴヨブジク(Peter Gojowczyk)を6-2、6-1で下し、アンディ(Andy Murray)とジェイミー(Jamie Murray)のマレー兄弟を欠く英国が先勝した。

 しかし、続く第2試合でジャン・レナード・ストラフ(Jan-Lennard Struff)が英国ナンバーワンのキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie)を7-6(8-6)、3-6、6-2で破り、ドイツが1勝1敗のタイに持ち込むと、迎えた第3試合のダブルスでは、ケビン・クラビーツ(Kevin Krawietz)/ティム・プッツ(Tim Puetz)組がジョー・ソールズベリー(Joe Salisbury)/ニール・スクプスキ(Neal Skupski)組に7-6(12-10)、7-6(7-5)で勝利した。

 ドイツはスペイン・マドリードで4日に行われる準決勝で、ロシアテニス連盟(RTF)とスウェーデンの勝者と対戦する。

 前日にはクロアチアがイタリアを下し、一番乗りで4強入りを決めた。クロアチアは決勝進出を懸け、1日に行われるセルビア対カザフスタン戦の勝者と対戦する。(c)AFP