【12月2日 CNS】かつて中国で大ヒットした姿勢補正ベルト「背背佳(Babaka)」を医療機器メーカーが買収すると表明し、90後(1990年代生まれ)世代に思い出深い商品が改めて話題となった。

「背筋を伸ばして楽しい背背佳」「若者の座り方や歩き方も改善」「ハッピーベイビーになろう」…。2005年、人気アイドルの何潔(He Jie)さんが歌ったPRソング「ハッピーベイビー」とともに背背佳は大ヒットし、街のあちこちで背背佳をつけた若者の姿が見られた。

 医療機器メーカーの可孚(Cofoe)は11月7日、背背佳を販売する橡果貿易(Xiangguo maoyi)の株式100%と背背佳関連の知的財産権を1億7700万元(約32億円)で買収すると発表した。

 橡果貿易は英領バージン諸島に登録するChina DRTVの子会社。体形矯正、マッサージ、物理療法の製品を販売し、背背佳は最も有名な製品だ。

 オンラインモールの「天猫(Tmall)」と「京東(JD.com)」のデータによると、背背佳の直近3年間の売上高は1億7600万元(約31億3965万円)、2億6600万元(約47億4515万円)、2億1500万元(約38億3536万円)。2021年1~10月は1億4100万元(約25億1528万円)だった。

 一方、橡果貿易の公表データでは、同社の2020年の純損失は6148万元(約11億円)に達し、2019年より5769万元(約10億2913万円)増え、負債総額は2億8700万元(約51億1976万円)に膨れあがっている。

 可孚医療は医療機器の研究開発、製造、販売、サービスを専門としており、今後はリハビリ支援製品のブランドとして背背佳を活用する方針だ。(c)CNS/JCM/AFPBB News