【11月30日 AFP】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領の長年の側近で、来年行われる大統領選に立候補していたクリストファー・ゴー(Christopher Go)上院議員が30日、撤退を表明した。

 大統領の任期は6年で再選が認められていないため、ドゥテルテ氏は上院議員選に立候補している。ゴー氏が当選した場合、国際刑事裁判所(ICC)によるドゥテルテ氏の実施した麻薬取り締まりをめぐる捜査から同氏を守るとみられていた。しかし、世論調査でのゴー氏の支持率は低かった。

 ゴー氏は撤退について「家族も望んでおらず、恐らくまだその時期ではないのだろうと考えた」と説明している。「父親以上に」愛しているドゥテルテ氏に、これ以上の面倒を掛けたくないとしている。「これからも忠誠を尽くし、永遠に共にいることを誓う」

 調査会社ソーシャル・ウェザー・ステーション(SWS)の最新の世論調査では、故フェルディナンド・マルコス(Ferdinand Marcos)元大統領の息子、フェルディナンド・マルコス・ジュニア(Ferdinand Marcos Jr)氏が支持率トップだった。

 次いで、ドゥテルテ氏に批判的なレニ・ロブレド(Leni Robredo)副大統領、元俳優で現在は首都マニラ市長のフランシスコ・ドマゴソ(Francisco Domagoso)氏、元ボクサーのマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao)氏が続いた。

 ドゥテルテ氏の娘サラ(Sara Duterte)氏は、副大統領選に立候補しており、マルコス氏と組んでいる。(c)AFP