バルバドス、エリザベス女王の君主制から共和制に
このニュースをシェア
【11月30日 AFP】(写真追加)カリブ海(Caribbean Sea)の島国バルバドスは30日、英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)を元首とする立憲君主制を廃止し、共和制に移行した。英連邦にはとどまる。
サンドラ・メーソン(Sandra Mason)総督が初代大統領に就任し、首都ブリッジタウンに掲げられた王旗は降ろされた。
記念式典には、チャールズ英皇太子(Prince Charles)が出席した他、バルバドス出身の歌手リアーナ(Rihanna)さんがパフォーマンスを行う予定。
バルバドスは人口28万5000人。1627年に英国領となり、1834年に奴隷制が廃止され、1966年に独立した。
ミア・モトリー(Mia Mottley)首相は昨年、植民地時代の過去を「完全に」置き去ると表明。先月にはメーソン氏が初代大統領に選出された。(c)AFP/Kareem Smith