【11月23日 AFP】(更新、写真追加)ブルガリアの首都ソフィア南方で23日未明、高速道路を走行中の夜行バスが炎上し、子ども12人を含む46人が死亡した。欧州で起きた自動車事故としてはここ10年で最悪のものとなった。

 バスはトルコのイスタンブールから北マケドニアの首都スコピエに向かっていた。事故原因は特定されていないが、当局はバスがガードレールに衝突し、炎上したとみている。事故に巻き込まれた車両はなかった。

 生存者は男性4人と女性3人の計7人。ソフィアの病院に搬送された生存者を見舞った北マケドニアのベンコ・フィリプチェ(Venko Filipce)保健相はブルガリア国営放送(BNT)に対し、46人が死亡し、うち12人が未成年者だったと語った。

 当局によると、死者の大半は北マケドニア人で、複数の民族出身者が含まれる。ベルギー人1人とセルビア人1人も亡くなった。北マケドニア政府は事故を受け、3日間の国喪を宣言した。(c)AFP